子供の頃を思い出させるきび餅
雪が腰ほど激しく降る寒くて長い冬の夜。 山里の古びたわらぶきの部屋の中。
火鉢の周りに座ってきび餅を食べていた記憶が改めて浮かびます。
きび餅を食べていた鉄箸で炭火をかき混ぜながら火鉢を挟んで座っていると、2歳の弟がへそを持ち上げて立っているのが目に飛び込んできました。
思わず熱した鉄箸でへそを突き刺しながら、へそバ~ってからかいましたが、それがそんなに痛かったようです。
アンアン泣いていた子供の頃の弟が思い浮かびますね。
お母さんに怒られました。
でも、あの時私も6歳の時だったので、鉄の箸が熱いという認識ができませんでした。
悔しかったです。
とっくに知らせてもいないし、
私だけ叱るんでしょ? 心の中でそうだった記憶があります。
幸い大きな怪我はせず、弟が優しくてあまり泣きませんでした。
その後、傷跡がほくろのように残っていましたが、今は歳月がたくさん流れてなくなったと思います フフ
いつか一度聞いてみなければなりません。
90歳を見つめるうちの母さん、今もその時のその事件を生々しく覚えていらっしゃいますね。