ケールキムチ
食べるより育てるのが面白くなった私は、夏の間ずっとケールを取って食べることを怠った。 見るだけでも愛らしいフリルは、ただ見るだけで楽しかったので、自分の役割を果たせなかったとは言えない。
ある時は人よりましだと思うのは、動植物がよほどでは失望させることがないというのが理由の一つだが、私があげたものよりいつも多くのものを私に返したりする。
私のようにざらしたものが人としては凶になるが、植物がそうなら色がきれいだったり形がきれいだったり、いろいろな特別な理由がありがちで、動物がそうなら私の1匹の猫のように優雅だったり、高慢な魅力に気を取られるほどなので、その子供たちの気難しいのは理由があると正当化することになる。そんな中でもきれいで栄養も高くて育てにくくもないケールを見ていると、世の中にこんなに完璧なものがあるのかと思う。
ケールは、様々な植物のように当該秋に花を咲かさず、翌年の早春に花を咲かせる。そのため、種をもらうためには翌年まで待たなければならない。 そのような理由で、気にせず家庭菜園に放置しておいたという。
とにかく育てる楽しさだけを見て獲って食べなくていっぱい葉が残っているケールのずっと生き生きとしたその新鮮さがずっと気になって、さっきになって決心して締め切る待望の日を今日に決めたのに、おっと! 当たるにはかなりの大雨が朝から休まずしと降る。 先延ばしにして霜に遭うのではないかと思って雨に降られケールを集めたが、思ったより本当に多かったりもする。 紫ケールが2種類、フリルケール、ダイナソーケールの4種類のケールを収穫し、小さくて薄い葉は漬物を漬け、大きくてやや粘り強い葉はキムチを漬けた。
それも仕事だった」とし、「翌日起きると、低質体力のラエンタの全身は痛み、痛かったが、手元にキムチと漬物が残っているので、一年のケール農業(?)は成功だ」と言って、へらへら笑いが出る。