私は辛い食べ物が大好きだ。 辛い食べ物が辛くなく作られたのは罪だとまで思う。 それで唐辛子粉はもちろん、この世の中に青陽唐辛子やベトナム唐辛子、ハバネロなどが存在することは、私たち人類に大きな祝福ではないかと思う。 ​ 初夏、ある見知らぬ町に行って、本当に多様な苗を売っている店を見つけた。 昨年、2度のカンクン旅行を通じてハバネロの魅力に再びハマった私に、ハバネロ、ハラペーニョ、タイ唐辛子、チリ唐辛子などをはじめ、hotと書いてある唐辛子の苗を全部掃いてくるようになったのは、もしかしたら運命（？）だったのかもしれない。（……？） とにかく私は！ いつも辛い唐辛子一つや二つを通じて神の一手を実現したりする。 ​ 若い頃、仕事に狂って皿洗いを一度もせずに始めることになった「結婚&家事」という見慣れない生活でご飯一杯ともやしスープ一つを作るのに2時間以上を要した胸の痛む記憶がある私としては、いつももやしスープに対するトラウマが存在するのが事実だ。 ​ あの日···もやしスープというものが思ったほど甘く味を出せるスープではないということを、もやしスープという間違った選択をするようになったのは私の無知のせいだと私は身にしみて感じたが······ ある日偶然入れた辛いチリ唐辛子で私はもやしスープの新世界を経験し、その後I am so proud of it~