本当に不思議なことに、過去のいつか味わった食べ物は、その場所と時期が正確に思い出せなくても、味に対する感じが味覚の中に保存される感じがする時があります。 子供の頃、近所の刺身屋さんで基本のおかずとして出してくれたえのバター焼きがまさにそれです。 その食堂以外はそれ以来、特に味わったことがなくて、たまに一度作って食べたりする思い出の簡単な料理になったんですが、最近はレシピでよく知られているんですよ。 私の記憶の中でえのきバター焼きを一番最初に味わった食堂は私の故郷大田のある町だったので、そこだけの料理として依然として記憶されています。 これからは多くの方々が簡単なビールのおつまみとして求めるエノキ料理のバター焼きを作ってみたいと思います。