STEP 1/8
太刀魚焼きは比較的簡単に作れるメニューです。 太刀魚に塩加減をよくすることと、生臭さを抑えることがポイントだと言えますね。 まずタチウオは頭と尻尾、内臓を取り除き、切り身にします。 手入れされた太刀魚なので切り身だけ出しました。 最近は大型スーパーや市場で手入れされて売っているものが多いですよね。
STEP 2/8
私の太刀魚焼きのポイントが入ります。 普通、味付けをするために塩をタチウオに直接かけるんですが。 私は塩水を作って寝かせます。 塩を直接かけると、ある部分はしょっぱくて、ある部分は薄いので塩水を作ると味がまんべんなく染み込みます。 また塩水や塩加減は魚の身を固める役割もします。 それで焼いた時、魚の身が壊れるのを防いでくれます。 まず太刀魚一匹なら紙コップで2カップの水に粗塩大さじ2を入れてまんべんなくかき混ぜて溶かします。 そして生臭さを抑えるために焼酎大さじ2を入れます。
STEP 3/8
30~40分ほど寝かせます。 途中で一度タチウオをひっくり返して、味がまんべんなく染み込むようにします。
STEP 4/8
水気を切ってタチウオに切り込みを入れます。 こうすると、火が通らずにきれいに焼けます
STEP 5/8
キッチンタオルからもう一度水気を切ります。
STEP 6/8
タチウオに小麦粉を前後にまんべんなく塗りますが、小麦粉を薄く着せるのがタチウオの味を生かすことができるので、小麦粉を塗った後に一度落とすのがポイントです
STEP 7/8
熱したフライパンにキャノーラ油大さじ2を先に入れ、太刀魚を焼きます。 そして、油が足りなければ、途中で油を大さじ1~2杯ほど補充します。 こんがりになるまで待ってからひっくり返します。 何度もひっくり返さないでください。
STEP 8/8
火は強すぎないようにして焼きます。
太刀魚は刀のような形をした魚だということに由来しているそうです。 私たちが食べるタチウオはほとんどが銀タチウオとイカですが、釣りで獲れたのは銀タチウオです。 網で獲ったものはタチウオだと思ってください。 よく済州の銀太刀魚、木浦のモクタチウオに区分していますね。 タチウオはその名の通り輝く銀色のうろこが特徴です。 墨太刀魚は少し黒い色を帯びています。 タチウオは肉質がしっかりしています。 太刀魚は主に遠い海で獲れますが、粒が太く脂っこくて柔らかくて香ばしい味が一層濃いです。 太刀魚はラジン、ペニンアリニ、メチオニンなどの必須アミノ酸がバランスよく含まれたタンパク質食品で、成長期の子供に特に良いそうです。 味も味ですが、焼き物、チゲ、スープ、煮物などいろいろなメニューで食べられるので、より愛される魚ではないかと思われますね。